2023年(第26回)介護支援専門員実務研修受講試験日程が厚生労働省より下記のとおり公表されましたのでお知らせします。
2023年(第26回)ケアマネ試験の受験者にとって試験準備のスタートが切られました。初めての人、?回目の人”合格”の二文字を2023年は確実に手にいれましょう。
なお、注意事項として試験日に係る自然環境(台風など)の影響等を踏まえ、試験日直前の調整が見込まれる可能性があることなどが申し添えられました。
台風などが試験日直前に接近する地域では、試験日程の変更もあり得るということです。影響がある地域では、都道府県のケアマネ試験窓口(県や社協など)のホームページなどのチェックを行い最新の情報を入手しましょう。
2023年(第26回)介護支援専門員試験日及び試験会場等
2023年(第26回)介護支援専門員実務研修受講試験日及び試験会場、受験申込、受験資格等になります。試験日や受験申込要領がわかれば、計画的な試験勉強を進めて合格を勝ち取りましょう。
2023年(第26回)介護支援専門員実務研修受講試験日及び試験会場等
2023年(第26回)ケアマネ試験の試験日及び試験会場について掲載しています。試験日と合格発表日は全国統一日です。試験会場は各都道府県で設定されますので、各都道府県のホームページでご確認ください。
●試験日 | 令和5年10月8日(日) 午前10時開会 「全国統一日」 |
●試験会場 | 各都道府県により会場設定 数箇所で実施 |
●合格発表及び正答番号、合格基準の公表 | 令和5年12月4日(月)予定 |
2023年(第26回)ケアマネ試験受験申込方法等
2023年(第26回)ケアマネ試験の申込受付期間や申込要領です。受験資格は、統一されていますが、申込受付期間や申込要領は各都道府県でまちまちです。各都道府県のケアマネ試験ホームページや受験案内等で確認しましょう。
●申込受付期間 | 5月~7月 各都道府県で受付期間や受付方法がまちまちです。 持参又は郵送【当日消印有効】コロナウイルス感染拡大防止のため郵送限定での申し込み受付けが増えています。 |
●申し込み書配布時期・配布場所 | 5月~7月 各都道府県で期間がまちまちです。 配布場所は、各都道府県・市区町村の介護保険担当窓口等 |
●受験資格 | 介護支援専門員実務研修受講試験事業要綱参照 都道府県介護支援専門員実務研修受講試験実施要領参照 |
●受験手数料 | 9,000円~10,000円の都道府県が多い 各都道府県で決められる。 |
ケアマネ試験対策 勉強期間、合格率、難易度など
介護福祉士、看護師・准看護師のように日々忙しい仕事をされている方が短期間の試験勉強で一回の試験に合格する方法はないのでしょうか?
こちらの記事はこれから一発合格したい人に読んでいただけるよう、最も合格に近い勉強方法をまとめました。
合格に向けてじっくり読み進めてみてください。
ケアマネ試験日程と試験勉強期間について
試験は、例年10月に全国一斉に実施されます。合格発表は、12月の全国統一日に行なわれます。
ケアマネ試験の受験申込は、5月頃から都道府県毎に実施されます。受験申込日は都道府県毎に準備が整い次第実施されますので各都道府県の実施要領に基づいて手続きを進めましょう。
4月から受験申込の準備を進め、都道府県の準備ができ次第、申込を行うスケジュールとなります。
ケアマネ試験対策として、受験申込後から、独学での試験勉強、あるいは通信講座を利用した試験勉強を始められるのが現状です。
試験勉強の期間を見ると、5月から試験勉強を始めると10月の全国統一試験日まで約6か月になり、短期間の試験勉強で受験することになります。
更に、仕事をしながらの受験者がほとんどですから、試験勉強に集中できる期間はなおさら少なくなります。試験日に向けて計画的に進めなければ難関試験であるケアマネ試験を一回で合格することはできません。当サイトを読み進めて一発合格を目指しましょう。
ケアマネ試験合格率の現状と難易度
年々、ケアマネ試験の合格率が低くなっています。厚生労働省の統計でみると第1回(平成10年度)試験の合格率は44.1%で、直近の第25回(令和4年度)の試験では19.0%と合格率が低くなり難易度が高くなっています。ケアマネ試験の合格率の数値から難易度を判定すると、難易度の高い試験と言えるでしょう。
これは、超高齢社会の中でケアマネがより専門的な知識が求められるようになったことで、ケアマネ試験問題も、より専門的な出題傾向になり、更に解答免除の要件がなくなったりしたのが要因だと思います。
実施年度 | 受験者数(A) | 合格者数(B) | 合格率(B/A) |
第1回(平成10年度) | 207,080人 | 91,269人 | 44.1% |
第10回(平成19年度) | 139,006人 | 31,758人 | 22.8% |
第15回(平成24年度) | 146,586人 | 27,905人 | 19.0% |
第20回(平成29年度) | 131,560人 | 28,233人 | 21.5% |
第21回(平成30年度) | 49,332人 | 4,990人 | 10.1% |
第22回(令和元年度) | 30,509人 | 5,644人 | 18.5% |
第23回(令和2年度) | 46,415人 | 8,200人 | 17.7% |
第24回(令和3年度) | 54,290人 | 12,662人 | 23.3% |
第25回(令和4年度) | 54,406人 | 10,328人 | 19.0% |
第1回~第25回合計 | 3,001,312人 | 739,215人 | - |
今後もケアマネの専門性の期待は高まることは間違いありません。このためケアマネ試験問題もその傾向が続くと思われます。よって、ケアマネ試験の合格率は更に低くなる可能性があります。
ケアマネ試験の受験者・合格者の多くは介護福祉士、看護士・准看護師
ケアマネ試験の受験資格は、介護・医療・福祉などの資格を持っている方と相談援助の経験がある方です。厚生労働省の【ケアマネ試験職種別合格者数】をもとにケアマネ試験を受験された方は、どんな資格をもたれた方が多いかを掲載しています。
厚生労働省の【第24回(令和3年度)ケアマネ試験職種別合格者数】を見ると、13,501人の合格者の中で介護福祉士(7,689人)、看護師・准看護師(2,129人)が合格者です。この二つの職種を合わせると9,818人の合格者で全体の(72.7%)を占めます。
ケアマネ試験の受験者で、介護福祉士、看護師・准看護師が多い理由
上記で示した通り、ケアマネ試験の受験者は、介護福祉士、看護師・准看護師が非常に多いと言えます。それではなぜそれらの職種の方が多いのでしょうか。
それは、現在の職種が介護保険制度に関わる業務のため、必要となるケースが介護福祉士、看護師・准看護師の場合多いからです。一方、スキルを磨くために受験されたり、セカンドキャリアをスムーズに行うために受験される方もいます。
一発合格が難しい理由
介護福祉士、看護師・准看護師の仕事の内容は、言わずとも過酷な仕事です。夜勤、シフト勤務があります。定時で終わる一般の仕事の方より試験勉強もやりづらいでしょう。
利用者様のその日の状態で仕事の内容が変わったり、勤務時間が変わったりします。
また、一般業務に加えて感染症対策(コロナウイルス感染症等の感染拡大防止対策)も特に必要になり、業務は多岐にわたります。
このように非常に忙しいため、試験勉強のスケジュールも立てづらい仕事です。
家に帰ってケアマネ試験の問題集を広げて、独学でやることは非常につらい試験勉強となります。また仕事が忙しければ、モチベーションもなかなか継続できないでしょう。
自分に甘えて「今日は疲れたから、明日から勉強しよう」と言い聞かせながら進めるしかないため、合格できない人が多くいます。何度も何度も受験しなければならず、資格突破の道が遠ざかってしまいます。
一発合格すべき理由
ケアマネ試験に一発合格することは難しいですが、一発合格すべき理由があります。
具体的には下記の2点です。
- 試験の出題傾向が毎年のように変わる
- 受験期間が長引くことでモチベーションが維持できない
ケアマネ試験のもとになる介護保険制度は、毎年のように改正されています。したがって昨年と同じ制度内容になるか保証がなく、制度が変わることで試験の出題傾向も変わります。新しい問題集を購入して、その年の試験対策をしなければなりません。
多くの受験者は、二度と受験したくないと考えているでしょう。このように試験の対策方法が毎年変わると、モチベーションの維持が大変になります。なかなか勉強ができず、結局諦めてしまう人も増えることが現実です。
したがってケアマネの資格を取るぞと決めたら、集中して一回で合格することが重要です。業務で必要となり受験される方、スキルアップ、セカンドキャリアを目的で受験される方、それぞれ受験理由は違っても、時間を無駄にせず次のステップにスムーズに進むためには、一回の試験に合格しましょう。
ケアマネ試験対策 おすすめの一発合格勉強方法
介護福祉士、看護師・准看護師のように日々忙しい仕事をされている方が短期間の試験勉強で一回の試験に合格する方法はないのでしょうか?
こちらの記事はこれから一発合格したい人に読んでいただけるよう、最も合格に近い勉強方法をまとめました。
合格に向けてじっくり読み進めてみてください。
ケアマネ試験対策の勉強方法とは?
まずは、ケアマネ試験対策の勉強方法を見ていきます。
ケアマネ試験対策の主な勉強方法は、下記の3つです。
① 試験問題集を中心に独学で勉強する方法
② 時間に余裕がある方が、スクールに通い試験勉強する方法
③ 通信講座を受講して勉強する方法
「① 試験問題集を中心に独学で勉強する方法」は自分で教材を選び、テキストに沿って勉強を進めます。自分の都合に合わせて、好きな場所で勉強できることがメリットです。
しかし独学の場合は、分からない箇所があっても、すぐに質問ができません。また試験に合わせて自分でスケジュールを調整していかねばならず、モチベーションを保つのが難しいです。
「② 時間に余裕がある方が、スクールに通い試験勉強する方法」は、専門のスクールで勉強する方法です。スクールに通えば、試験に合わせたスケジュールを組んでくれます。資格取得を目指している仲間が大勢いるため、モチベーションも保ちやすいです。分からない箇所があった場合は、講師にすぐに確認できることもメリットです。
ただしスクールは「〇曜日の〇時〜」といったように、授業の日時が指定されています。
そのため介護福祉士や看護師・准看護師として働く方は、スケジュールを合わせることが難しいかもしれません。
「③ 通信講座を受講して勉強する方法」は、通信講座を受講して勉強する方法です。カリキュラムが組まれているため、試験日程に合わせて勉強を進められます。
また授業の日時が決まっていないため、好きな場所・時間に受講できることも、大きなメリットです。講座によっては、分からない箇所をすぐに聞ける質問制度もあるため安心です。
通信講座は、期間が定められていて、モチベーションを維持しながら計画的に試験勉強をする事ができます。
特に、苦手分野があって独学では少し自信がない方や今の仕事の状況では試験勉強のスケジュール管理が大変という方には最適な試験勉強方法です。当サイト、一押しの勉強方法です。

ケアマネ試験対策の通信講座を選ぶポイント
初めてケアマネ試験対策の通信講座を選ぶ方は、何を基準に選べばよいか迷うことでしょう。ここでは、通信講座を選ぶポイントについて解説します。
添削・質問制度はあるか
一番大切なポイントは、通信講座のサポート体制です。自宅でテキストを解くだけでは、独学と変わりません。添削制度があれば、自分の苦手な箇所を指摘してもらえるため、しっかりと勉強できます。また質問制度があれば、テキストを読んで分からないことでも、講師に答えてもらえるため安心です。通信講座を選ぶには、添削・質問制度といったサポート体制が充実しているかを確認しましょう。
過去問はついているか
ケアマネ試験の対策には、過去問を解くことが重要です。ケアマネ試験の範囲は広いですが、過去問を解くことでどういった問題が出るかを掴めます。出題される傾向が分かれば、効率よく勉強できるでしょう。通信講座のテキスト類に、過去問が含まれているかを確認しておきましょう。
合格実績があるか
講座によっては、合格実績を公開しているところがあります。合格実績の人数が多い講座は、しっかりとしたカリキュラムが組まれている証拠です。通信講座を選ぶなら、合格実績が分かるものを選んだほうがよいでしょう。
ケアマネ試験対策おすすめの通信講座
ケアマネ試験対策の通信講座は、たくさんあります。ここでは、4つの通信講座についてご紹介します。
ユーキャンのケアマネジャー講座 
ユーキャンの「ケアマネジャー資格取得講座」は、サポートが手厚い通信講座です。全6冊のテキストで1冊ごとに課題があり、添削してくれます。講師からコメントがもらえるため、苦手な箇所をじっくり復習できます。また1日3回での質問制度もあるため、分からない箇所があればすぐに解決できることもメリットです。
費用はテキスト代込みで49,800円。希望があれば、分割で支払うこともできます。
※教育訓練給付制度(一般教育訓練)対象講座
三幸福祉カレッジ
三幸福祉カレッジの「ケアマネジャー受験対策講座」は、2つのコースを選択できる講座です。
WEB学習コースはスマホでいつでも好きな場所で勉強でき、メールで気軽に質問できます。筆記通信コースは解答用紙を郵送して、添削してもらえます。
費用はWEB学習コースが27,500円、筆記通信コースが36,300円です。自分の好きなコースを選択しましょう。
※教育訓練給付制度(一般教育訓練)対象講座
【参考】
ケアマネジャー受験対策講座|三幸福祉カレッジ (sanko-fukushi.com)
たのまな
たのまなの「ケアマネジャー合格講座」は、ヒューマンアカデミーが運営する講座です。標準受講期間は3か月ですが、12か月在籍できるため、自分のペースで受講できるのが特徴です。
イラストや図を使ったテキストで、出題範囲をしっかりと学べます。また試験対策として、ケアマネ試験対策のプロのオンラインセミナーに参加できます。
費用は49,500円。希望すれば、分割での支払いも対応してくれます。
※教育訓練給付制度(一般教育訓練)対象講座
【参考】
日本キャリアパスアカデミー
日本キャリアパスアカデミーの「ケアマネジャー通信講座 合格の法則」は、オプションが追加できる講座です。模擬試験を受けたい方は、8回の模擬試験を受講できます。模擬試験は専任講師がサポートしてくれるため、試験前の総仕上げができます。それでも不安な方は、2日間の直前スーパーゼミの受講も可能です。
費用は30,800円。模擬試験は28,600円、直前スーパーゼミは26,400円で追加できます。
※教育訓練給付制度(一般教育訓練)対象講座
【参考】
09-keamane-tsushin.pdf (nk-kousya.co.jp)
ケアマネ試験対策の通信講座は「ユーキャン」がおすすめ!
4つの各講座の特徴は、下記の表のとおりです。
スクール名 | 合格実績 | 添削制度 | 質問制度 | 過去問 |
ユーキャン | 23,093名 | 7回 | 〇 | 〇 |
三幸福祉 | 1,773名 | △ ※筆記コースのみ | △ ※webコースのみ | 〇 |
たのまな | – | 2回 | × | × |
日本キャリアパス | – | × | × | 〇 |
ケアマネ試験一発合格おすすめの通信講座は、ユーキャンです。
ケアマネ試験対策の通信講座は、ユーキャンがおすすめです。
なぜならユーキャンは、合格実績が豊富。また添削や質問制度も充実しており、自分の苦手な分野をしっかりと学べます。コース内に過去問や模擬試験もふくまれているため、試験前の確認もばっちりです。
どのケアマネ試験対策の通信講座にするか迷っている方は、ユーキャンのケアマネジャー講座 がまちがいなくおすすめです。
受講申し込みもスマホから入力フォームに必要事項を入力すれば完了なため、非常に簡単です。
地域独自のケアマネ試験対策
※この他にも、都道府県の社会福祉協議会などが中心になり、試験直前のケアマネ試験対策セミナーや模擬試験が行われています。近場の社会福祉協議会などに、事前に情報を頂けるよう申し込んでおいて、セミナーなどに参加するのも効果的な試験対策になります。
☆★☆最後に、受験者の皆様がストレスフリーな試験勉強で一発で合格されることを願っています。
「介護支援専門員実務研修受講試験の実施について」の一部改正のポイント
なお、「介護支援専門員実務研修受講試験の実施について」の一部改正が、平成27年2月12日付、老発0212第2号でなされ福祉事務所のケースワーカー等や介護業務の経験者は本資格から除外とされましたので申し添えます。
要点として、ケアマネジャーに求められる資質や専門性の向上を図っていくため、保健・医療・福祉に係る法定資格者または生活相談員等の相談援助業務従事者であって定められた実務経験を期間を満たしたものを受験対象者とすることと、ケアマネジャー(介護支援専門員)実務研修受講試験における解答免除の廃止が行われました。受験者は全て全問解答です、ご留意ください。