第12回(21年度)ケアマネジャー試験過去問&正答番号等

第12回(平成21年度)介護支援専門員実務研修受講試験完全復元過去問(医療分野)


第12回、平成21年10月25日(日)に行われた介護支援専門員実務研修受講試験の問題です。実力のチェックや弱点の克服などにご利用ください。

医療分野 20問

問題26
検査結果と病態との組合せについて正しいものはどれか。3つ選べ。

1 CRP(C反応性蛋白)の上昇------炎症

2 血清クレアチニン値の低下------腎機能低下

3 1秒率(FEV1.0%)の上昇--------呼吸機能低下

4 血小板の減少-----------------出血傾向

5 血清アルブミン値の低下--------低栄養


問題27
疾病とその病態や症状との組合せについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 十二指腸潰瘍-----------空腹時の腹痛

2 筋萎縮性側索硬化症-----四肢の筋力低下

3 脳内出血---------------頭蓋内圧亢進症状

4 前立腺肥大症-----------排尿回数の減少

5 異型狭心症-------------運動時の前胸部圧迫感


問題28
高齢者に多く見られる疾病とその病態や症状との組合せについて、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 パーキンソン病-----------------歩行障害

2 脊髄小脳変性症----------------骨格筋の急速な筋力低下

3 大腿動脈の閉塞性動脈硬化症----間欠性跛行

4 肺結核------------------------呼気延長

5 関節リウマチ-------------------朝の手のこわばり


問題29
高齢者の疾病等について、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 肝硬変の原因で最も多いのは、飲酒である。

2 がんの罹患率は、女性が男性の約2倍である。

3 転倒、健忘症状や尿失禁は、薬剤の副作用により引き起こされることがある。

4 器質的便秘とは、腸管の運動能の低下による腸内容の停留である。

5 めまいは、若年者に比べて、循環器系障害や脳血管障害によることが多い。


問題30
栄養について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 血液の生化学検査は、体重測定が困難な場合の栄養評価の唯一の方法である。

2 高齢者のタンパク質の推奨摂取量は、普通成人に比べて少なくてよい。

3 保健機能食品とは、健康食品のうち、国が定めた安全性や有効性に関する基準を満たしたものである。

4 中心静脈栄養法は、経腸栄養法に比べて感染などの合併症が少ない。

5 高齢者の味覚障害では、味を薄く感じることが多い。


問題31
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 漢方薬はすべて、公的医療保険の対象とはならない。

2 WHO(世界保健機関)のがん疼痛管理は、若年者を対象としており、高齢者には当てはまらない。

3 慢性閉塞性肺疾患の主たる原因は、喫煙である。

4 上部消化管出血では、鮮血便ではなくタール便となる。

5 不眠を訴える高齢者には、飲酒が有効である。


問題32
褥瘡について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 褥瘡は、慢性的な圧迫、湿潤、摩擦、栄養不良が要因とされ、発生には1-2週間かかる。

2 褥瘡への対応の基本は、発生を防止すると同時に、早期発見に基づく適切な治療と看護のもとに、治癒させることである。

3 褥瘡の発赤がみられた場合には、医療職種と連携を図り、進行を阻止することに最善を尽くす。

4 褥瘡の発赤部分へのマッサージは、血液の循環を促すので有効である。

5 エアマットレスは、空気をいっぱいにせず、体が底付きしない程度の圧で使用する。


問題33
服薬に関し、より適切なものはどれか。2つ選べ。

1 複数の薬剤を継続して服用し、薬剤の副作用が生じた場合には、自分が副作用の原因であると思う薬剤を直ちに減量する。

2 薬剤を飲みやすくする工夫として、ハーブ茶を用いる。

3 高齢者は腎機能が低下しているため、薬物の代謝や排泄が早くなる。

4 抗うつ薬を服用している場合には、口渇、排尿困難、嚥下障害などの副作用に注意する。

5 高齢者は、薬剤により精神症状を生じやすい。


問題34
終末期について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 がんの場合には、個人差はあるものの、長い期間にわたり徐々に身体機能が低下していく。

2 心臓、肺、肝臓などの臓器不全の場合には、個人差はあるものの、日常生活は死の間際まで自力で行えることが多い。

3 老衰や認知症などの場合には、個人差はあるものの、長い期間を要して徐々に機能が低下していくため、最期を予測することが難しい。

4 がんや慢性疾患の場合には、本人の状態を考慮し、在宅ケアにこだわることなく、医療機関への入院を選択肢として想定しておく必要がある。

5 老衰や認知症などの場合には、廃用症候群の悪化を予防するために、リハビリテーション専門職の定期的な関わりや評価が必要である。


問題35
四肢麻痺のある要介護者に対する訪問介護の身体介護として介護保険で認められるものはどれか。3つ選べ。

1 一般的な調理

2 おむつ交換

3 リハビリテーション

4 通院介助

5 足浴


問題36
介護保険の訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 真皮を超える褥瘡の状態にある特別な管理を必要とする利用者に対して、計画的な管理を行った場合には、「特別管理加算」を算定することができる。

2 特別管理加算の対象者に対する1回の訪問看護提供時が通算して1時間を超える場合には「長時間訪問看護加算」を算定することができる。

3 利用者やその家族等の同意を得て、利用者の身体的理由により、同時に複数の看護師等が訪問看護を行った場合には、「複数名訪問看護加算」を算定することができる。

4 利用者やその家族等の同意を得て、暴力行為のある利用者に、同時に複数の看護師等が訪問看護を行った場合には、「複数名訪問看護加算」を算定することができる。

5 利用者及びその家族等に説明し、同意を得て、死亡日前1ヶ月以内に2回以上ターミナルケアを実施した場合には、「ターミナルケア加算」を算定することができる。

問題37
居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 訪問看護師が療養上の相談及び支援を行った場合には、居宅療養管理指導費を算定することができる。

2 栄養士は、利用者ごとの栄養ケア計画を作成し、これに基づき栄養管理を行うことにより、居宅療養管理指導費を算定することができる。

3 居宅療養管理指導は、区分支給限度基準額の範囲内で適用されるサービスである。

4 サービス担当者会議は、居宅療養管理指導を行う医師又は歯科医師の訪問先において開催することが可能である。

5 居宅療養管理指導は、通院が困難な在宅の利用者に対して提供されるサービスである。


問題38
次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1 廃用症候群には、精神的機能の低下は含まれない。

2 褥瘡の好発部位は、仙骨部、大転子部、坐骨結節である。

3 経管栄養を行っている高齢者では、便の形状や量が変化するため、その状態により経管栄養剤の変更を検討する。

4 口腔ケアにより、唾液の分泌や味覚の回復が促されるが、咳反射は低下する。

5 高齢者の場合、低栄養状態や甲状腺疾患などで低体温になることがある


問題39
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 ノロウイルスの消毒には、低濃度のエタノールを用いる。

2 肺結核は二類感染症であり、診断した医師は、直ちに保健所長を経由して都道府県知事に届け出なければならない。

3 胃ろうによる経管栄養を行っている高齢者では、口腔ケアは必要ない。

4 帯状疱疹の原因は細菌感染であり、治療には抗菌薬が必要である。

5 高齢者では唾液の分泌量が減り、う蝕や歯周病が起こりやすい。


問題40
介護保険施設の施設サービス費における栄養マネジメント加算について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 常勤の管理栄養士を1名以上配置しなければならない。

2 管理栄養士は、関連職種と共同して食事摂取状況や食事に関するインシデント・アクシデントの事例等の把握を行う。

3 栄養スクリーニングを踏まえ、入所(院)者ごとの解決すべき課題を把握することを、「栄養アセスメント」という。

4 栄養アセスメントを踏まえ、医師の管理のもとに管理栄養士が栄養ケア計画を作成し、入所(院)者又は家族に説明し同意を得る。

5 低栄養状態に陥るリスクが低い者は、おおむね6カ月ごとに栄養状態のモニタリングを行う。


問題41
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 不感蒸泄(ふかんじょうせつ)とは、便や尿から水分が失われることである。

2 脱水は、食事摂取不良、下痢、発熱、高血糖で起こりやすい。

3 高齢者では、体内の水分貯蔵量か多いため口渇が感じられにくい。

4 熱中症では、循環器、筋肉、脳神経、腎臓に障害が起こりやすい。

5 浮腫を認める場合には、脱水はない。


問題42
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 高齢者の有訴者率では、腰痛が最も多い。

2 若年者では、骨粗鬆症はみられない。

3 全身性の廃用症候群には、心肺機能低下や起立性低血圧かある。

4 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では、Jランクが最も重い。

5 変形性膝関節症は、歩行障害の原因とはならない。


問題42
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 高齢者の有訴者率では、腰痛が最も多い。

2 若年者では、骨粗鬆症はみられない。

3 全身性の廃用症候群には、心肺機能低下や起立性低血圧かある。

4 障害高齢者の日常生活自立度判定基準では、Jランクが最も重い。

5 変形性膝関節症は、歩行障害の原因とはならない。


問題44
次の記述のうち正しいものはどれか。2つ選べ。

1 介護予防訪問リハビリテーションでは、モニタリングの結果、特に問題がない場合には、必ずしも介護予防サービス計画を作成した指定介護予防支援事業者に報告をしなくてもよい。

2 指定訪問リハビリテーション事業者は、あらかじめ指定訪問リハビリテーションの利用料以外の費用の額も決めておかなければならない。

3 病院、診療所、介護老人保健施設により提供される通所リハビリテーションは、医療保険と介護保険のどちらでも利用できる。

4 介護療養型医療施設における理学療法については、介護保険から給付される。

5 訪問リハビリテーションは、病院、診療所、介護老人保健施設及び訪問看護ステーションから、理学療法士、作業療法士または言語聴覚士が訪問する。


問題45
次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 国際生活機能分類(ICF)とは、身体的な機能から評価したものである。

2 療養通所介護は、がんなどで病院に入院したまま利用できるサービスである。

3 長期臥床状態では、尿路結石が形成されやすい。

4 経腸栄養法が選択された場合、基本的には経口から食事を摂取してはならない。

5 糖尿病でインスリン治療中の高齢者では、低血糖が認知機能低下の要因となる。